でこぼこ兄弟の長男は、知的障害ありの重度の自閉症児です。
そして、感覚過敏があり、歯医者を極端に嫌がります。
そんな長男は年長の時に、虫歯が約7本あることが分かり、現在治療を進めています。
これまでの虫歯治療の流れはコチラの記事にあります▼
今回の記事では、6歳の長男の虫歯治療の麻酔で起きた口内トラブルや歯科治療の様子についてご紹介します!
虫歯治療の流れ
これまでの記事に書いた通り、長男の虫歯が発覚して、治療を開始することになりました。
現在、以下のような流れで治療を進めています。
- 数本の虫歯発覚
- レントゲン撮影、神経を抜く
- 型を取る
- 型をはめる、隣の虫歯治療→1本治療終了
- 虫歯治療(右上)
- 虫歯治療(左上)
前回は、レントゲン撮影と神経を抜く治療について書きました。
そこから、今回「型を取る」→「型をはめる(銀歯)」→「隣の虫歯治療」 という3段階を経て、左下奥歯の虫歯2本の治療が終わりました。
長男の様子
障害者に対応できる歯科に通っており、個室で治療を行っているので、予約がとりにくいです。約1か月に1回の頻度で通っていました。
治療初日はレストレイナーに入ることを強く拒んでいましたが、徐々に慣れてきて、泣きながらでも自ら抵抗せずに入ってくれるようになりました。
待合室で怯える長男を落ち着かせるために、病室に入るまでの流れをルーティン化してみました。
病室に入るまでの流れ
- 待合室では、ヘッドフォンを着用し、YouTubeを見る
- 名前を呼ばれ、診察室まで、ヘッドフォンをつけたまま歩いて向かう。
- ヘッドフォンとスマホを取る(ここでじわじわ泣く)
- 自らレストレイナーに横になる(恐怖で弱く泣く)
- 手足を延ばしてバスタオルに包まれる
- レストレイナーの網で全身を固定する
始めは、待合室で動画を見ながら泣いていましたが、徐々に泣くタイミングが遅くなり、現在は診察室に入ったタイミングで泣きだします。
長男の中で、「この病院に連れてこられたら口の中を何かする」ということが分かってきたのか??
それでも「怖い、嫌なものは嫌だ、、」という思いで、泣いているんでしょう。
治療中の様子と治療時間
治療中は、回数を重ねた現在もずっと泣いています。
ただ、治療時間が短い時は、そこまで大泣きになることは少なくなりました。
開口器を使って、口を開けさせて、頭のベルトで固定されているので、少し動いたりしますが、諦めているような気もします。
治療時間について
レントゲン撮影などがあった日に比べて、2回目以降は短時間で治療が終わりました。
- 型をとる作業は、20分
- 型をはめる作業は、20分
- 隣の虫歯の治療は、30分
初回は40分以上治療していましたが、それ以降は、約30分で終わるようになりました。
長男の場合、レストレイナーなどを使って拘束するため、長時間治療を続けることが難しく、数回に分けて治療を進めているようでした。
治療後のトラブル
大きな虫歯の神経を抜く時とその隣の虫歯治療時に麻酔を使用しました。
2回目の麻酔の時は、神経を抜いた日よりも、多めに麻酔をしたせいか、長男が麻酔が効いた口内や唇を噛みまくった結果、治療後に血豆ができていました。
さらに、治療後家に帰る車内でも噛み続けてしまい、出血や腫れが発生しました。
運転中、あまりにも噛むので、ペロペロキャンディーを与えていましたが、あまり効果なく…。
翌朝、長男の唇は大きく腫れて、1~2cmほどの大きな口内炎が見えるくらい大きく腫れていました。
子供は唇が麻痺している感じが不思議で、強く噛んで遊んでしまうことがよくあるようです。
長男のように「ダメ」と伝えても伝わらない場合、噛み続けてしまいます。
見た目は非常に痛々しく、食欲も落ちてしまった長男。
さらに、歯磨きの時は痛くて抵抗もより激しくなり、出血もありました。
自然に治るまで、約1週間程度かかりました…。
改めて、知的障害のある人に対しての歯科治療の難しさを実感しました。
唇が腫れて、むき出しになった口内炎。
本人はそこまで、痛がる様子はありませんでしたが、違和感を感じるようで、「どうにかしてほしい」と訴えてきていました。
その姿は、見ているほうが辛くなりました。
今後の流れ
左下奥歯の治療が完了しました。
隣り合わせになっていた2本の虫歯治療が完了するまでの受診回数は5回です。
病気で延期になったりもしたので、約4か月で治療が終わりました。
支援学校へ就学したり、環境の変化がある中、よく頑張ったと思います。
しかしまだまだ終わってません・・・泣
右下奥歯に大きな虫歯が2本、上に3本あるのです。
次回は、右下奥歯の治療を行うことになりました。
虫歯箇所が黒くなっているので、相当大きな虫歯であると思われます・・・。恐怖。
次の次の予約まで取ることができた…!!
長男の通っている障害歯科は、常に予約が埋まっていて、3週間から4週間先しか次回の予約を取れませんでした。
なるべく早めに治療を終えたいですし、仕事もしているため、なかなか予定も合わせることができません。
そこで歯医者に「次の次の予約を取っても良いですか?」と確認したところ、了承していただき、2つ先まで予約を取ることができました!
これで、これまでよりも早いペースで治療を進めることができそうです!
まとめ
回数を重ねるにつれ、徐々に慣れてきているのを実感していますが、どうしても治療が始まると、「器具の音」「口の中を触られる感覚」が嫌なようで、強く抵抗し泣いています。
「感覚過敏であること」、「治療が必要であると理解することができないこと」が原因だと思います。
しかし、今の長男なりに、この状況を受け入れて、自らレストレイナーに入るようになったことはかなり成長したな・・と思います。
できるだけ「全身麻酔なしで治療を続けたい」と当初から思っていましたが、強く抵抗を続ける長男を見ていると、大人になって抵抗した場合、治療がとても危険であると感じました。
今後も歯のトラブルは、一生あると思いますし、拘束した治療によって二次障害が起きてほしくないという思いもあります。
考えだすときりがありませんが、現時点ではレストレイナーや開口器を使って拘束して、虫歯をすべて治すことに注力していきたいと思います!